TOP → 奈古分校だより(2023.2)
奈古分校では、2・3年次にフードデザイン(家庭の専門科目)の授業を選択し、学ぶことができます。
フードデザインでは、栄養・食品・献立・調理・テーブルコーディネートなどに関する知識と技術を学び、食生活を総合的にデザインする能力と態度を身につけていきます。
2月21日(火)に行われた2年次の授業では、洋風のテーブルコーディネートを学習しました。
授業では、場面設定に応じたテーブルコーディネートをグループ毎に考え、発表までを行いました。
学習を通して、場面に応じた料理、テーブルコーディネートを取り入れることで、雰囲気が大きく変わることを学びました。
2月21日(火)、2年次生9名が総合的な探究の時間(奈古分校での通称 SOCCA)において、1年間のまとめを発表しました。
2年次生は、働く意義について探究しようという共通テーマのもと、夏季休業中のインターンシップ、研修先での働く人インタビュー、進路ガイダンス等、職業体験や多くの方との関わりを通して、自己の生き方を考え、学びを深めてきました。
発表会では、1年間の学習を通して、目標とする職業や、その職に就くために必要なことなど、調査したこと、感じたことをまとめ、発表しました。
発表を通して、一人ひとりが多くのことを考え、経験し、将来を真剣に考えてきたことが伝わってきました。
2月17日(金)、2022分校サミットが開催されました。
山口県内の高校には8つの分校がありますが、これまで分校間の交流の機会がありませんでした。
そこで、分校間の交流の機会を増やそうと、昨年度より学習成果を発表する分校サミットを開催しています。
今年度は、6校が会場とリモートで発表を行いました。また、それぞれの発表を各校の1・2年生もリモート視聴し、他校の取組を学びました。
オープニングセレモニーとして、山口県の無形文化財に指定されている「山代白羽神楽」を坂上分校の生徒が披露。分校サミットに向けて練習を重ね、会を盛り上げてくれました!
奈古分校の発表者(2名)は会場校へ行き、ステージ上から発表。
テーマは、一人ひとりが輝く萩高校奈古分校!
今回、他校の発表者は1・2年生。3年生による発表は奈古分校のみ。
そこで!
◇分校での三年間を通して大きく成長できたこと。
◇いろいろなことにチャレンジし、新たな自分を発見することが大切であること。
◇少人数の分校には、そのチャンスがみんなにあること。
これらのことを各校の1・2年生に伝え、エールを送りました!
他校も探究学習や地域と連携した学校の取組など、学習の成果を発表しました。
各校の1・2年生もリモートで視聴。奈古分校の生徒も視聴覚室で視聴しました。
分校サミットを通して、各校の特色を生かし、学校の活性化、地域貢献等に積極的に取り組んでいることを知り、生徒にとって大きな刺激を受け、励みになりました。
2月16日(木)、1年次 産業社会と人間 の授業において、私のライフプラン発表会を開催しました!
総合学科を設置する学校では、1年次に全員が 産業社会と人間 を学びます。
産業社会と人間の授業では、職業調べや進路ガイダンス、体験学習など、1年間を通して、自分自身を知り、これからの生き方を考え、めざす目標に向けて何をすべきか、何を学ぶべきかを考えていきます。
今回の発表会では、目標とする職業、これからの人生スケジュール、生涯学習、目標達成に向けて高校生活で頑張りたいことなどを発表しました。
堂々と発表する姿を見て、1年間の学びを通して自分自身を見つめ、これからの生き方を真剣に考えたことが伝わってきました!
2月9日(木)、基礎学力テストの年間表彰を行いました。
奈古分校では、基礎学力の定着を目的として全学年で朝学習を行っています。
教科は、国語、数学、英語、理科、社会です。
また、朝学習の内容を範囲とした基礎学力テストを年間5回実施しています。
今回、基礎学力テストの年間成績優秀生徒の表彰を行いました。
この朝学習と基礎学力テストは、就職・進学といった「進路実現に役立った」という声を毎年3年次生から聞いています。
毎日コツコツと積み重ねた成果が表れたと感じてくれています!
2月8日(水)、総合実習(2年次食品製造系)の授業において、コンニャクの製造実習を行いました。
コンニャクイモからできたマンナン粒子の精粉をぬるま湯に溶かし、ノリ状になるまで混ぜて凝固剤の石灰水を加えます。
素早く混ぜ合わせていくことで粘りとつやが出できます。
固まってきたら型枠に入れ、固まるまで待ちます。
弾力性が出て十分固まったら型から抜いて煮込み、あく抜きを行っていけば完成です。
精粉の中のグルコマンナンはアルカリ性になることで凝固します。この性質を利用してコンニャクができることを実習を通して学びました。
2月8日(水)、ヤングファーマー養成研修の一環として、山口県立農業大学校、萩農林水産事務所から講師の先生をお迎えし、農業用ドローンを利用したスマート農業の学習を行いました。
初めに、農業の現場におけるドローンの活用方法について研修を受講。
ドローンを利用して農薬・肥料散布ができること、搭載されているカメラの画像から植物の生育状況を把握、農薬・肥料を散布する場所や散布量の決定に役立てることなどを学びました。
その後、体育館内で実際にドローンを操作し、飛行させる実習を行いました。
今回の研修を通してスマート農業の一端を学び、新たな農業の可能性に興味・関心をもつことができました!
2月1日(水)、総合実習(2年次食品製造系)の授業において、木綿豆腐製造実習を行いました。
授業時間の関係で市販の豆乳を使い、加温から水さらしまでの製造工程を学びました。
食品製造実習では、身近な食品の科学を学び、実習を進めていきます。
この日は、熱を加えることで豆乳内のタンパク質の変性が起こり、凝固剤を加えることで固まる仕組みを学びました。
製造後、木綿豆腐と絹ごし豆腐の食べ比べ等も行い、違いを確認しました。